中1 みろくの里臨海学習

2004.08.24

旅行日程
前日 8月21日 事前学習
11:00 校長先生と教頭先生から、臨海学習を行うにあたってのお話をいただきました。 また、学年主任の松本先生から臨海学習の諸注意や連絡事項の伝達方法・集合の形態についての 説明がありました。明日からの臨海学習がとても楽しみです!
第1日 8月22日 開校式、カッター訓練、座禅 等
8:30 体育館南側に班別に集合、結団式。早朝に雨が降りましたが、晴れ男の団長川副先生の おかげで天気も何とか回復し、男子104名と女子45名が無事出発できました。事務長と大内先生が お見送りに来てくださりました。出発のあいさつは1組幹事の三浦君でした。 「激励のお言葉をいただいて、曇り空の中をみろくの里に出発!!バスにゆられること約3時間。 いよいよ臨海学習の始まりです。3日間、心をひとつにしてがんばろう!!」(1組 安田か)
11:45 途中大粒の雨も降りましが、みろくの里に到着するころにはすっかり上がり、晴れ間も 出てきました。みろくの里到着後すぐに開校式があり、支配人からの諸注意を受けた後、 2組幹事の菅野君が生徒を代表してあいさつをしました。
12:00 昼食。
13:30 カッター訓練開始。緊張感のある中、説明をしっかり聞いて、いざ海へ!!
14:30 はじめに進み方や止まり方などの練習をし、しばらく訓練をした後、模擬レースをしました。 今日は3組の第6艇、1組の第2艇、4組の第8艇の順位でした。明日が本番のレースです。
15:30 「はじめてのカッター訓練でした。カヌーは夏休みにしましたが、カッターのカイは案外重い! 前半あまり上手に漕げませんでしたが、後半にはカイの重さにもなれてきて、上達しました。 練習試合では、最下位から一気に3位まで上がれました。とても嬉しかったです。」(4組 河合)
15:30 「今日、はじめてカッター訓練をした。2人で協力してオールを持つのは、息を合わせるのが 難しくて、とてもつらかった。1,2,3と声を合わせて進んでいくのは難しかったけど、 楽しかった。最初のほうはなかなか前に進まなかったけど、少しずつ前に進むようになって 達成感を感じた。明日の競争が楽しみだ。」(4組 松浦)
18:00 夕食はすき焼きです。
20:00 座禅。「夕方に大雨が降り、少し離れたお寺ではなく、みろくの里本館ですることに・・・。 やりたい人もいれば、やりたくない人もいたけど、終わった後はみんな楽しそうだった。 はじめての人がほとんどだったけど、みんな上手だった。心を無にするのは難しいです。」 (3組 小阪)
22:30 点呼・就寝
第2日 8月23日 カッター訓練、備前焼訓練、中国語講座 等
7:00 朝の体操/朝食。
9:00 2度目のカッター訓練。昨日やったことを思い出しながら、さらにレベルアップを目指します。 小雨の中、がんばろう。
9:30 本番のレース。「雨にずぶぬれになりながらも、必死にこいで手にまめができました。 昨日のレースは1位だったのに、賞品つきの今日の本レースでは3位でした。悔しかったです。 この2日はとても貴重でいい経験が出来ました。船頭さんもおもしろく、「一期一会」という言葉を 改めてかみしめることが出来ました。」(3組大西ゆ)
11:00 1位は1組の第2艇、2位は4組の第8艇、3位は3組の第6艇。オリンピックと同じように、金・銀・銅の メダルが贈られました。「みんなの緊張が高まる中、レーススタート。それぞれが優勝するため、 全力を尽くそうとがんばった。協力することを学べたと思う。昨日よりも、成長していることが、 自分達の目で確かめることができた。本当にいい経験だったと思う。」(1組 新田)
12:00 みんなヘトヘトのなか、昼食。カレーです。
14:00 備前焼実習。本格的な備前焼を香山義弘先生に教わりました。「意外に難しい!粘土みたいに やればいいと思ったけど・・・。でも結構オリジナルなのが作れてよかったです。出来上がった作品が 届くのがとっても楽しみ☆」(2組 小林)
17:30 バーベキュー。途中から雨が降り出しました。最後は雷も鳴り出し、大雨に・・・。でも、 職員の方々の協力もあって、何とか全部食べることができました。
17:30 「みんなで食べたバーベキューは、おいしかった。もやしが炭になっていたところもあった。 雨だったけど楽しかった。」(2組 皮居)
19:30 中国人の職員の方による中国語講座。「中国語についてはまったく知らなかったので、 今日のことがとても勉強になりました。また、中国語のこと以外について、中国でいまだに 行われている人間の売り買いについてや万国共通の愛国心についても理解することができて よかったです。」(3組 山本ま)
22:00 点呼・就寝
第3日 8月24日 平和学習、ふくやま文学館、福山人権平和資料館 等
6:00 起床
6:30 座禅。「懸念された天候も昨日の大雨がうそのように回復し、初めの予定通り無明院に 向かいました。座禅の仕方など指導を受けた後、「半眼」にして瞑想に入りました。 「警策」を受けるものが多く、予定時間がかなりオーバーしました。警策の音が響くたび、 集中力が切れかかりましたが、一人ひとり正しい姿勢で座禅の快感(?)を体験したようです。」 (学年主任 松本)
11:30 閉校式。お世話になったみろくの里の職員の方々、ありがとうございました。3組幹事の西川君が 生徒代表のあいさつをしました。最後は全員で、習いたての中国語で「太感謝了!」
11:40 閉校式において、全員で白陵寮歌を歌いました。昨日、今日と練習した甲斐もあって、 とても大きな声で歌えました。序詞は2組の皮居君でした。
13:00 福山市人権平和資料館・ふくやま文学館。人権平和資料館では貴重な戦争体験を職員の方に していただきました。また、戦争の生々しい映像や写真、実際に落とされた爆弾の一部や 戦時中の物などを見ることができました。ふくやま文学館では、事前学習の一部として扱った、 原爆の話である「黒い雨」の作者、井伏鱒二について学びました。「この合宿最後の行事。 平和であることの幸せさがとてもよくわかりました。また機会があればゆっくり見に 行きたいです。」(2組 小紫)
17:20 福山からバスで約2時間半、全員そろって無事に白陵に戻ってきました。さすがにみんな疲れて いるようです。
17:30 解団式。校長先生、大内先生をはじめ、たくさんの先生方に出迎えに来ていただきました。 お世話になった旅行会社の方へのお礼のあいさつを4組幹事の宮田君がしました。 「ついに2泊3日の臨海学習が終わってしまった。あっという間の3日間だった。 思えばカッター訓練や中国語講座など盛りだくさんの3日だった。この経験を活かし、 前よりひとまわり大きい中1になりたいです。」(4組 田中こ)
17:40 解散